
▲楠ワイナリー代表取締役 楠 重幸 氏

▲例会の様子

▲例会の様子
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楠ワイナリー代表取締役 楠 重幸 氏から「ゼロからのワイン造り」という演題でお話しいただきました。近年、世界的に日本産ワインがとても注目されています。知識や経験、農地も無かった私ですが多くの方に協力いただき2011年54歳の時にワイナリーを設立し自家醸造を始めました。設立まではほとんど無収入で資金繰りには非常に苦労しましたが、何事も決意を固めることが大事であると思います。
日本は雨が多く多湿(雨除けしないと鳥害や病気になりやすい)、肥沃な土壌で多雨、遅霜や雹などの自然災害、品種毎の特性の相違(栽培管理が品種により異なる)など栽培には多くの課題がありました。2011年当初は県内のワイナリーは25軒ほどでしたが現在では90軒を超えています。長野県はワインブドウの栽培量日本一ですがワイン製造量が多いのは神奈川県です。近年、日本産ワインがとても人気で若者の生産従事者も急速に増加し、関連産業も拡大しています。日本で唯一佐賀県にはワイナリーがありませんが数年後には出来ると思います。当社のお薦めは(1)吉祥-シャンパン(シャルドネ100)(2)日滝原(セミヨン80/ソーヴィニオンブラン20)(3)シャルドネ2020樽熟成 (4)ピノ・ノワールドラゴン2023 (5)メルロー2021ドラゴン 是非、機会あればご賞味下さい。
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