
▲HOYA株式会社のレンズエキスパート
海保 宏 氏
|
|
HOYA株式会社のレンズエキスパート海保 宏氏からシニアのためのメガネの話をしていただきました。
人は必要な情報の8割を目から得ています。そのため見えることがやる気のアップにつながります。加齢とともに水晶体の黄化、白濁、硬化、弾力性の低下が始まりますと視力の低下やコントラスト感度の低下が起きます。
遠近両用レンズという製品は一般に良く知られています。日常生活や車の運転にも使える便利なレンズです。1枚のレンズに遠く、中間、近くの3つの機能が入っています。遠近は遠くの割合が多いので、室内での作業がほとんどの方は中間の割合が多い中近レンズが便利です。ディスクワークがほとんどという方は近くの割合が多い近近レンズを使うと疲れがかなり減ります。使い分けると便利な道具です。
加齢とともに強い光に適応する能力も弱くなりますので、紫外線で色が変わる調光レンズは強い光から目を保護してくれます。
メガネを片手ではずす方が多いのですが、メガネが狂ってしまいます。両手で帽子をかぶり取るように円を描くように着けたりはずし、着けたら耳の上で軽く押さえます。
メガネの汚れを取るときはこすらないで、必ず水洗いし、そのあとふき取りして下さい。傷のつき方がまったく変わります。
|