「私の目から見たカルロスゴーン」という題名でスピーチをしていただきました。
今までの日産のトップがサラリーマン社長だったとすると、根っからの経営者です。学校を卒業後、経営者への道をまっしぐらに進んだ人です。海外から来たのでセンセーショナルでしたが、頑張りという言葉をコミットメント(達成すべき目標)をよく使います。パフォーマンスに長け、モヂベーションが高く、責任を明確にし、理屈が分かれば二つ返事でOKを出し、仕事は自分も絡みながら実行していきます。完璧なワンマン体制を作りましたし、次期の後継者は予備軍として300名指名し、競わせています。出来る人にはストックオプションを与え、出来ない人はクビにすることもあり、イエスとノーがはっきりした西欧文化の人であり、日本人との文化の違いを強く感じることも多く、元の体制の方が良かったと感じる時も時々あります。
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