渡辺さんよりホテル業界と社内改革について話をしていただきました。生々しい数値等の話はカットしてまとめました。
長野のホテル業界はオリンピックまでは良かったのですが、オリンピック後は札幌と同じで非常に悪い状況が続いています。松本は東京から3時間なので泊まりますが、長野は新幹線が開通して日帰りが多くなったのも悪化に拍車をかけています。宿泊料金も一般ホテルがビジネスホテル並で、ビジネスホテルがカプセルホテル並に下落しています。ホテルの賃料も四分の一に下がったという話も聞きました。
飲食業界も良くありません。小さな店やオーナーシェフの店で盛っている店は多くありますが、こだわりも必要で、大きくなれないジレンマがあります。大きな所はセントラルキッチンやチェーンシステムを持ってやっていますが、デフレの影響もあり、薄利多売の状態になっています。
両方の業界とも大変ですが、本店である旅館を中心にしっかりと確実に経営して行きたいと考えています。
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