久世社長と池田工場長よりワインの味わいについてお話頂きました。
ワインの味わいは体調や、食べ物、その時の雰囲気によって大きく変わってきます。
出来るだけ、正確に味わいがわかるようになるには、数多くのティスティングが必要です。特に、一度に多くのワインを試飲することによって、味の違いや自分に合うワインを見つけられると思います。ワインは嗜好品なので、美味しいと思うワインに正解はありません。そのときに美味しいと感じ、いつの間にか自分のグラスが空になっているワインがその人にとって、良いワインといえるでしょう。高いワインだから、あの人が美味しいといったからというのは、気にしなくて良いと思います。
また、全く同じ畑から取れた原料でも、仕込み方法や発酵用酵母の種類、熟成方法によって、ワインの風味は大きく変わります。ワインの醸し出す味わいは造り手の感覚です。そのワインの風味=造り手の人柄といっても過言ではないでしょう。そんなことをちょっと頭の片隅においていただきワインを飲んでみると、今までとちょっと違った味わいがするかもしれません。
ワインは難しい理屈ではなく、自分の好きなものをいろいろな方と楽しく飲んでいただければいいのではないでしょうか。
■ワインの味わいの違い
・一度に多くワインを試飲することによって、味の違いを確かめていただく。
・ワイン=嗜好品なので正解などはなく、各個人の好きな風味を探す。
・同じ原料、同じ仕込方法で酵母の違いや製造年(熟成)の違いによって、味の違いを確かめていただく。
〜試飲ワインリスト〜
国産(自社製造品)
2004 シャルドネ(樽熟成中)
2003 シャルドネ(製品)
2001 バレルシャルドネ(製品)
2004 メルロー(樽熟成中)×2種類 発酵用酵母違い
輸入ワイン
1995 カベルネフラン(カリフォルニア ナパヴァレー産)
1998 ピノノワール (ブルゴーニュ ミッシェルグロ)
*ホットワイン 自社赤ワインにハーブ類、糖類を添加し暖めてある。
|