1.武井会長挨拶 　暑い日が続きますが商売の調子や皆様の体調はいかがでしょうか。9月になるとすぐ国内研修旅行になります。体調に気をつけて有意義な研修をお願いしたいと思います。 　お盆に信州の物産展で名古屋の松坂屋に行っていました。名古屋は景気が良く活気がありました。松坂屋さんも店舗改装をしていまして、ライフリゾートをテーマに豊かな生活空間を演出していました。ロハスを目指した品揃えは会員のサンクゼールやエコマコにつながるものがあり、あらためて感心致しました。 ▲武井会長の挨拶 2.保坂社長講師紹介 　広告金額は1位テレビ2位新聞3位雑誌4位ラジオでしたが今年インターネットが4位になり毎年ひとつずつ順位を上げそうです。10月から携帯の同一番号での機種変更も５千円で出来るようになり携帯利用の広告も大きく伸びるでしょう。 　ブログのブームはピークを過ぎ、ソーシャル・ネットワーキングサイトが伸びており、日本でもミクシィが会員５百万人になっています。成果報酬型広告のアフリエイト広告も伸びており、企業はクロスメディア戦略をとり始めています。 　既存の放送局や広告業界はこれから大変な時代になりますが、決め手は優秀な人材になります。今日は人材の採用について最新情報をカシヨキャリア開発センターの松井常務からお話いただきます。 3.スピーチ ▲カシヨキャリア開発センター 　松井常務 （1） 学生は若年者人口の減少という定量的変化のほかに、自己最適化傾向が強まるという意識的変化も強くなっています。これが内定なしでも基準を下げない学生の対応やネットへのエントリー数の減少になって現れています。 （2） 大学は生き残りをかけて就職支援体制を強化しています。学生のキャリア形成支援体制を作り、個別サポート体制を強化し、学内合同説明会を開催するなど学外ノウハウの導入を進めています。特に国立大学の変化には目を見張るものがあります。 （3） 企業は求人総数を増やしており、求人倍率も上がってきております。採用未達の企業が中途採用する数も増加しています。優秀な学生を採用するためには、ネットによるエントリー数を増やす施策と大学キャリアサポートセンターや教官との人的ネットワークの活用が必要になっています。 重要な経営課題として経営ＤＮＡの継承を目的にした採用方針を再確立することや通年採用体制を確立することが求められています。さらに採用担当者の抜擢が必要で、経験やポストではなく、使命感や行動力による採用活動をするためにエース級社員の投入が必要になっています。