1. 宇都宮会長挨拶
	製造業を中心に業績が悪化し、派遣労働者をカットする大変な世の中になってきました。アメリカのビック３が公的資金を受け入れますが、経営陣の報酬が高いのに生産設備は老朽化しており、従業員の給与は高いのに労働意欲は低いのが実状です。 　トヨタもダメで良い物をつくっても売れません。そこでまったく新しい自動車を開発しています。家庭で充電できる電気自動車が今年発売されるそうですし、トヨタは数年後に太陽光発電の電気自動車を販売する計画だそうです。 　タクシー業界は今まで良かった東京の落ち込みが一番ひどく、水面下で生き残りのための合併交渉が始まっています。どこも赤字で大変です。当社は従業員のモチベーションを上げるために利益の状況を発表して行くことにしました。 ▲会長挨拶
2. 議事
	(1) 2月27日の講演会は信州大学経営大学院茂木信太郎教授に講演いただきます。ホテル国際２１にて、５時から会員企業の社員の方にも参加いただき講演会を行い、７時から会員が講師を囲んだ懇親会を行うことが報告されました。 (2) 来期の研修旅行について提案があり、10月28日（水）・29日（木）・30日（金）の3日間に静岡で研修を行う計画で進めることになりました。
3. 会員スピーチ
	▲越原照夫氏 　長野市中心市街地活性化協議会タウンマネージャーの越原照夫氏に講演いただきました。（詳細な資料をいただきました。欠席された方には同封いたしました。） 　長野市の都市計画は人口推計報告書に基づいています。20年後に定住人口は33万人に減少し、老年人口が三分の一になり、年少人口が10％になり、世帯あたり人数も減少することが予測されています。空店舗や空屋が郊外のほうが多い現状も踏まえ、郊外へ道路をつくらない、新たな団地も作らない、コンパクトな街を作るように行政は変わってきています。新幹線が平成26年に金沢まで延び、富山や金沢と新たな都市間競争が始まることも都市計画に影響を与えています。 　長野市中心市街地活性化基本計画は｢門前都市　ながの｣〜心潤う　歴史と文化が賑わう　まち〜を基本的な方針とし、秩序ある市街地の形成　中心市街地の再生　歩いて暮らせる街にする　都市の資産を上手に使う　の４つを目標として、49事業を計画しています。 　(株)まちづくり長野はTOMATO食品館、もんぜんぷら座、ぱてぃお大門、楽茶れんが館、表参道もんぜん駐車場の経営を通じて、中心市街地の両核に賑わい創出機能を設け、回遊性のある町並み形成を目指しています。