
▲小林フィデア理事長(タンザニア孤児支援活動NPO法人ムワンガザ・ファンデーション)
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サンクゼールの社員であり、タンザニア孤児支援活動NPO法人ムワンガザ・ファンデーション理事長の小林フィデアさんからタンザニアのこと、日本に来てからのこと、現在の活動と事業計画についてお話いただきました。
25才のときに青年海外協力隊の仕事でタンザニアに来ていた夫と知り合い結婚し、15年前に実家の三水のりんご農家に嫁いできました。日本に来て泣いたこともたくさんありましたが、ポジティブに考えることを重視し幸せすごしてきました。
生きていくうえで愛や希望は大事なもの、人を助けることは大切なことだと親から教えられて育ちました。私が日本に来た意味を考えると日本からタンザニアに仕送りをして、タンザニアの子供たちを助けることが神様の意思だと考えています。
最初はサッカーボール100個を届けました。子供たちは目を輝かせて受け取ってくれました。母がエイズの母親から3人の子供を預かり、育ててあげるようになり、それが今は80人になっています。自宅を孤児院として提供しています。
孤児院が手狭になったため、10ヘクタールの土地を購入しました。これから井戸を掘り、周りに小さな住宅を建設し、孤児たちが未亡人の女性たちを母親として同居し、自立していける「平和の村」を作ることを目標にしています。
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