株式会社サンクゼール 代表取締役専務 久世良太氏から「サンクゼールの人財戦略と経営戦略」という演題でお話ししていただきました。
両親が10万円ではじめたジャムづくりは、40年間で年商65億円の事業に育ちました。過去を振り返りますと10年毎に課題があり、2010年からは飛躍期にあり、グローバル展開と成長のための仕組の構築がメインテーマになります。
仕組の構築のためには人財戦略が重要になります。新卒採用が主体で、内定者研修・新入社員研修・年度研修から海外研修まで採用と教育の強化を行い、定着率のアップそして人財力の強化を図っています。本部機能強化のための人財採用や人事ローテ―ションによる総合職人財の強化にも取り組んでいます。
2000年から10年間の拡大期にサンクゼールの差別化戦略が進められました。卸中心から小売店を増やした販路の差別化、商品・物流・店舗内装の内製化、商品カテゴリ・出店地域・事業の多様化などを進めてきました。
飛躍期のこの10年は更に差別化戦略を推し進めるとともに、規模の経済性や範囲の経済性を追求し、収益性を高める戦略を進めています。
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