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株式会社電弘の小坂社長に「後継者 本音と現実」〜先代の意志を継ぎ、次の時代へ〜という演題でお話ししていただきました。
当社は広告業が主だと思われていますが、社内に建築士がおり、内装工事も多く建設業が主体です。昭和38年に現会長の父を含めた3名で創業し、今年50周年を迎えました。5年前に社長になりましたが、就任早々かつてない大型の赤字現場が発生してしまい創業以来46期目で初の赤字決算になってしまいました。就任2年目には8千万円を超える焦げ付きが発生しました。同業の倒産・廃業が相次ぎ、社内では問題を起こして辞めていく社員が出て、業界も当社も縮小均衡を続け、4年間売上が減りました。
社長として大変な毎日でしたが、皆様もご存じの牟田学、一倉定、中村天風、稲盛和夫等の偉大な指導者の教えを学びました。昨年は社長就任後初めて売上高が前年を上回ることができました。
当社の経営理念は「先義後利」〜義とは人の道・商売の道〜ですが、社長になって5年目、苦労してようやく自分の中に落ちてきました。お客様の繁栄・発展のために尽くすことが先義後利であり、このことの大切さが実体験を通して理解できました。変えてはならないものが、先義後利の理念や行動基準だと考えています。逆に変えなければいけないものが、社会や環境の変化に合わせて先義の尽くしかた、お客様への役立ちの方法だと考えています。
成長時代に多角化した事業を総合化で維持するか、特化させるか社内で議論になっていましたが、お店はなくならないですから、看板、店舗の得意分野で揺るぎない地域ナンバーワンを目指して行きたいと考えています。
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