1.久世会長挨拶
	▲久世良三会長（株式会社サンクゼール 社長） 　先月商工会議所の視察旅行に参加してシンガポールに行ってきました。シンガポールはリー・クアンユー元首相の強力なリーダーシップにより経済発展した国です。東京２３区ほどの国土で水も隣のマレーシアから買っています。もちろん地下資源はありません。それでも大きな港や空港を作り外資を呼び込み成長を続けてきました。 　良いリーダーに恵まれたシンガポールを訪れて、逆な日本の現状を考えると日本にも素晴らしいリーダーが登場して欲しいと痛感しました。
2.議事
	(1) １１月の福井研修旅行について、スケジュール、予算表、訪問先の資料が配布され、諏訪社長と保坂社長に説明していただきました。事務局から出欠をファックスにて連絡いただきたいとの確認がありました。 (2) 新規入会予定者について事務局から報告がありました。ながの東急百貨店の中島社長が来年から、八幡屋磯五郎の室賀社長が来年度からの入会予定になりました。
3.ゲストスピーチ
	▲株式会社たちばな　 代表取締役会長　松本秀幸氏 　株式会社たちばな　代表取締役会長　松本秀幸氏から「不況業種の中で活路を見出す」という演題でスピーチいただきました。当日欠席の方には資料を同封しました。 　呉服業界は全体的に売上ダウンを続けています。またクレジットの与信に対する消費者保護政策が強化され高額品の販売が難しくなりました。大変な業界です。 　ところが、女性にアンケートをすると「機会があったら着物を着たい」という答えが９０％になります。着物を着たい、欲しいという日本女性は多く、ウォンツはあるわけです。そこで当社は、手軽に着物を着ていただけるようにレンタルにも力を入れてきました。昨年からは一式すべてで１万円のレンタルを始めました。社内からは安すぎて儲からないという声もありましたが、一度着物を体験したお客様から購買に結びつき、着物ファンが生まれるようになり、いまは１万円レンタルが２００％で推移しています。社員もウォンツに働きかけお客様を育てることを理解してくれています。 　会社のビジョンとして「日本一の呉服屋になる」と掲げていますが、売上高ではありません。着付け教室（着方を覚えていただく）、着る場の提供（各店ごと２月に一度のイベント開催）、きものの知識、きものの買い易さ（メーカー直取引、レンタル強化）地元に愛される呉服屋の５項目で日本一になることを目標にしています。 　また着物を通して家族の幸せづくりのお手伝いも心がけています。成人式の写真は前取りをしますが、家族みんなの写真もお奨めし、母親や祖母には着物で一緒に写っていただいています。前取りの日に食事会をお奨めもして喜んでいただいています。

日　　時：

平成２３年１０月２８日（金）　午後６時３０分

例会会場 ：

長野第一ホテル　TEL０２６−２２８−１２１１

会食処 ：

四川料理きりん　TEL０２６−２２５−１５１９

議　題：

1. 会長挨拶	久世　良三
2. 議　題	（１）研修旅行について （２）その他
3.ゲストスピーチ	財団法人長野経済研究所　 理事長　小出　貞之氏 「激変する世界経済」　　 担当　遠藤社長
4.情報交換会	午後８時より

◇司会進行／例会委員長　　霜田　清

連　　絡 ：

研修旅行に参加される会員は、別紙のとおり１０月２０日までに５万円を振り込み下さい。

お 願 い ：

※集合時間は厳守にてお願い致します。
※当日の出席の取消はご容赦下さい。