株式会社サンクゼールの久世社長から「株式会社サンクゼールのこれからと久世福商店で世界へ」という演題でスピーチしていただきました。
当社の歩みは10年単位で事業ドメインを変えてきました。ジャムの製造から始まった最初の10年は卸を主体にした創業期でした。次の10年は葡萄園で農業へ参入し、ワイナリーや工場を建設してメーカーにもなった事業形成期になります。軽井沢プリンス店の開店から始まった次の10年は直販店のチェーン化を進めた拡大期になりました。現在はフランチャイズ化により、新規出店を加速させる飛躍期と位置付けています。今56店舗で年商41億円ですが、2年後90店舗まで拡大したいと考えています。
1次産業の農業と2次産業のメーカーそして3次産業の小売を一つの組織で行うことは6次産業化と呼ばれています。10.6兆円の食用農水産物が食材として73.6兆円の食品市場になるのが日本の現状で、農林水産省や長野県が6次産業化を進めています。当社はそのモデルとして取り上げられることが多くなってきました。
更なる差別化戦略として昨年年末から出店を開始したのが「久世福商店」です。ザ・ジャパニーズグルメストアをコンセプトに全国各地の生産者と共同開発した2,600アイテムの商品を品揃えし、30から50代の女性をターゲット顧客に想定しています。7月6日に善光寺大門店を竹風堂さんの向かいに出店しますのでお立ち寄りください。
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