株式会社ミールケアの関社長から「人づくりこそがすべて」〜給食の先生と呼ばれたい〜という演題でお話しいただきました。
25年前に郵政局を退職後、弁当から給食へ、県内から東日本へ事業を拡大してきました。県内は病院、老人ホームと幼稚園で81ヶ所、県外は幼稚園保育園で211ヶ所の給食を手掛けています。幼稚園、保育園、認定こども園の給食は全国で2000億円の市場規模で大きくありませんし、入学前の子供たちですので食べる量も売上も少ないのですがここに注力し東日本で30%のシェアを目指しています。
御社のミッションは何ですかと取引先の方から質問されて答えられないことがありました。未来を見てきたように社員に語りかけることが出来なければいけないと考えました。それから経営理念を確立し社員の中に根付くように努力しています。「教化は会社の急務なり、社風は会社の大事なり」という言葉を掲げ「人づくりこそがすべて」と余裕資金のすべてを全社員の教育に投資しました。「嬉しさ」を実感できる会社をつくりますという理念に基づき働く人の幸せ作りに励んでいます。会社のミッションとして「日本の美しい食文化を未来へと伝えます」を掲げ、社員には仕事を通して「食事を作るのは当たり前目指すは先生」をスローガンにして造語ですが「食育師」になろうと話しています。
ミッション実現をめざし消費者との繋がりを深めるためにおひさまビュッフェレストラン「みーるま〜ま」を運営していますし、今後5年間をかけてアップルライン沿いに確保した5000坪の土地に「みーるんヴィレッジ」を作り上げていく予定です。
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