
▲(株)アピアランス 会長 原順一氏

▲工場見学風景

▲工場見学風景
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(株)アピアランスの原会長から「今後の取り組み〜差別化クリーニング〜」という演題で川合工場様の見学をさせていただきました。
クリーニングのアピアは東北信を中心に5か所に工場を持ち運営しています。しかし、コロナ禍は業界にも大きな影響を及ぼし、冠婚葬祭やビジネス関連の受注が減少し、売り上げは一時3割程落ち込こみました。そこで最新鋭の機械を導入し、大手企業のユニフォーム関連と医療介護関連の営業に傾注しています。安売りをやめ1点1点の仕上がりに拘り安心で清潔な仕上がりを追及するように転換も行いました。工場内を食品系・工業系・医療介護系に区分けし、あえて分業の手間をかけ衛生面に重点を置きました。個人の受注は紛失・受け渡しミスのないように洗濯ネットを改良し特許も取りました。結果として受注も徐々に回復しています。工場入り口では白衣に着替え、エアシャワーで埃や虫などを中へ持ち込まぬようバリアシステムを導入し、食品工場と同等の衛生管理をしています。現在、使用している洗濯用洗剤は全てコロナウィルス対策用のものを使用し抗菌にも努めています。コード管理された大手企業の制服や作業着がラインを回り終えると畳まれた状態で集積されます。1時間に500着程のクリーニングが完成します。
他社との差別化としてはSDGsの取組みの一環として羽毛の再利用や、身障者の労働支援等にも積極的に取り組んでいます。次年度目標としてはISO22000の取得を掲げています。「お客様に良いものを提供したい」この思いで運営しています。
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