株式会社HALUの会長倉石竜也氏に「SNSを使う意味 顧客作りよりファン作り」という演題でお話していただきました。
自分はパソコンが出来ませんが「シニア・初心者向けたのしいパソコン・スマホ教室みっぷす」を長野市と小布施町で4教室運営しています。キャッチフレーズは「私たちは同じことを100回聞かれても笑顔でお答えします」です。
倉石寛三商店の4代目になります。3代目は学生服を主力に繁盛店を経営していました。日販800万円、坪当たり売上日本一になったこともあり、この商売はずっと続くと思っていましたが、高校がブレザーと私服だけになり、学生服の商売は終わりました。
時代にあったことをやろうといろいろトライしてみました。不動産賃貸業、脱毛エステ、太陽光発電、保険業務をやってみましたがうまくいかないことが多い中、パソコン教室はウィンドウズ95が出てパソコンブームになり、10教室まで増えました。
2000年に国のIT政策で自治体の無料パソコン講座が始まると生徒数が減り大打撃を受けてしまいました。立て直しのヒントは姫路のパソコン教室にありました。尋ねてみると田舎なのにたくさんの生徒がいて、さらに何年も通っている生徒が大勢いました。ポイントは休憩時間が大事だということで、ビックリしましたが帰って実践してみると効果があり、習う以上に楽しさを求めて通ってくれる人が増え経営は安定しました。
生徒さんが教室や私のファンになってくれました。SNSを5年前から続けていますが私のファンになってくれてそれが仕事の依頼や教室への入会に繋がっています。
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