
▲長谷川崇氏
(フィフス株式会社代表取締役)

▲例会の様子

▲例会の様子
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フィフス株式会社代表取締役の長谷川崇氏に「デジタルマーケティングの始め方〜顧客行動に焦点を当てて、自社に合う方法を見極めよう!〜」という演題でお話していただきました。
デジタルマーケティングとは顧客行動から得られるデジタル情報を活用したものです。スマホや高速通信網の普及により消費者の購買行動も変化していますが、始めるにあたり何を最終目標とし何に力を入れ組み立てていくか決定することが必要です。マーケティングは仮説と検証の繰り返しで、個人データをいかに増やすかが鍵になります。そこから会員の行動データをセグメントし最適な情報配信を継続して行う。さらに分析を繰り返して消費行動を理解することが必要になります。
劇団四季のデジタルマーケティング施策を例にとると、有料会員登録数を増やすことに注力しています。そこから行動分析を行い有効なターゲットへ情報配信し、来場へつなげていきます。チケット購入された方にはリピーターとなってもらうための施策としてプレスリリースのタイミングで案内を配信し、ランク上位者には再来場に繋がるよう事前予約案内を自動配信しています。第一希望の席が取れなかった方への次回公演案内もシステム化されています。
個人情報を集めることが難しい時代になっていますが、デジタルマーケティングツールを使って情報収集し行動分析を行なうことにより潜在客の掘り起こしが可能です。顧客が真に求める商品やサービスの情報を最適なタイミングで届け、その価値を効果的に得ることがデジタルマーケティングを成功させるスタートになります。 |