NTT東日本長野支店長の佐野幸男様より「いよいよ光の時代に」という演題でお話をいただきました。
日本政府のIT戦略はユビキタスジャパン政策です。これはITを先端技術の使用により「どこでも使える」ようにしようというものです。これにより、日本の情報通信産業は大きな転換期にあります。これは固定電話が大容量の光ファイバーになることと、テレビが地上波デジタル放送になることにより実現します。今までの放送と通信が融合してしまいます。テレビがパソコンになり、パソコンがテレビになり、携帯で、テレビや映画も見られ、パソコンもできるというイメージです。現状の法律、著作権や監督官庁、映画等のコンテンツの配信序列が大きく変わらなければなりません。
日本はブロードバンドの普及率が高く、利用料金が安い国です。サービスが多様化し利用も一気に進むと考えられます。阿智村では村長さんが熱心で光ファイバー網を村内に作りました。住民には便利になり、行政の経費削減にもなります。メーカーは高齢者でも使えるハード・ソフトの開発に努めています。
情報通信ハイウェイは新幹線、高速道路の次の現代に必要な第3のハイウェイです。
長野県の発展のためには、長野県情報通信ハイウェイが必要ですし、日本の発展のためにはネットワークのトラフィックハブが必要且つ重要になります。
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