今年1月26日の「Real
&Virtual」をテーマとしたショッピングステージ「新風館」がオープンし話題になっている。4C会では、この新しい情報発信基地を立ち上げたNTT都市開発(株)に企画段階から参画した現店長
渡辺敏幸氏を訪ね、そのねらいと現状、今後の展開方針を聞いた。大正15年に煉瓦づくり3階建てでつくられた京都電話局をベースに改築し、web上でのショッピングとリアル店舗でのショッピングを組み合わせた実験プロジェクトである。京都版「クリック&モルタル」。30のテナントをテーマ別に3フロアに入居させ、中庭にはイベントステージを中心に憩いの広場を形成。モダンなパリのポンビドーセンターを連想させるショッピング空間を創出させた。オープン以来、土・日で約1万人、平日で5千人の集客があるが、不安定要素が多々ありそう。中庭を活用した「新風社中」協力によるイベント企画&各店の商品の発信力などを中心に、web上での消費者参加型のイベント、タウンウェブショップ(300店目標)の展開など、「パーソン
to
パーソン」の取り組みがコンセプト通りに出来るか否かが注目される。
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