株式会社
くろちくを経営している伝統意匠建築家の黒竹節人氏が、建築主である京都東山の老舗料亭
阪口((株)阪口会館)のおかみさんを説得、古都の景観保存と産業振興の二つの課題をクリアして、名庭園を中心にした和風モールを完成させた。この計画に賛同した京都を代表する店は、「よーじや」「香舗松栄堂」「京都阪口」「手打そば料理
有喜屋」「京つけもの西利」「イノダコーヒー」「井筒八ッ橋本舗」「くろちく」の計8軒。風水学で研究したネーミングや、産寧坂
伝統的建造物群保存地区内の厳しい制限の中で、総合的な環境づくりを考えながら完成させた黒竹節人氏のお話を2時間にわたりお聞きした。話しに先だち、苑内にある木下勝俊(北政所の甥で桃山歌人)ゆかりの茶室や、裏千家
玄々斎精中が造営した茶室の主要部材を使用した茶室などを案内してもらいながら詳細な説明を受けた。予算はなんと2億5千万円と聞いてビックリ!!平成12年7月15日オープン!
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